自己実現ってしないと駄目なの
私たちは「なりたい自分」を目指して生きています
では、なりたい自分はどんな自分?
明確に、具体的に答えられる人は案外少ないかもしれません
もしくは「なりたい自分」にどうやったらなれるの?
「なりたい自分」を目指さないと駄目なの?
という方もいらっしゃるかもしれませんね
なりたい自分になることが人生最大の目的
つまり「自己実現」であると言われています
考えるまでもなく、きわめて当たり前のことのような気もしますが
自己実現とは「自己の能力や個性を実現化すること」
自分の能力と個性を最大限に発揮して生きていけたら
しかもそれがお仕事につながったりなんかしたら
そんないい人生はないですよね
多くの場合「なりたい自分=仕事=社会貢献」と考えます
クライアントさんからのお悩みも
「好きな事を仕事にできていない、自分らしく生きられていないと感じる」
「仕事を辞めたい、でも他にやりたい仕事もないし、何が向いているかわからない」
「漫然と仕事をしているだけの日々に焦りを感じる」
などなど・・・このようなご相談をしばしばお受けします
お話をうかがっていますと
「仕事=好きな事」ととらえがちですが
実際には「仕事=得意な事」のほうが色々な意味でスムースかと思います
得意な事をし続ける、というのは
ヒトは根本的には嫌いな事は、続かないものなので
結果的に「得意な事≒好きな事」ってことになるのかな、と思います
必ずしも「一番好きな事」が「得意な事」とは限りません
(音楽が好きだけど、音痴かもしれない、とか)
得意な事を追求して生きるって何だか無理がない感じがしませんか?
「なりたい自分」になるヒントって、この「得意な事」にあるのではないかと思うのです
得意な事なら、難しくなさそうだし
得意な事って才能でしょ
そう!
好きな事で生きようとするより
得意な事(才能)で生きるのが「なりたい自分」への近道
もちろん好きな事が才能ならば、最高ですけどね
では、得意な事ってなんでしょう?
そこは真剣に探すべきポイントなのですが
得意な事って、案外ご自分では気づいていない場合も多いのです
あまりにも得意すぎて、ご自身の中で自然すぎる為に
そこにフォーカスが当たらないというか、自覚がない場合も多い
「え!それって才能なの!?」
なんて感じ
それではなぜ、自己実現しないと駄目なのでしょう?
何か不都合でもあるの?
はい、駄目です 不都合、あります
自己実現とは「自身の得意なこと、すなわち才能を追求すること」
自己実現を目指さないのは
一人ひとりに与えられた才能を放置することにほかなりません
自分の才能に光を当てないのは、命を大切にしないのと同じだからです